理事長制導入にあたり
近藤 丘(東北大学加齢医学研究所呼吸器再建研究分野)
新年明けましておめでとうございます.本年も会員の皆様にとり、良い年となりますことをお祈りいたしております.
さて 本学会は2003年のNPO法人化以来、組織作りとともに専門医制度を含む様々な事業の構築を、アンケート調査などを通して会員の皆様の意向を計りつつ行って参りました.理事長制への移行は中でも大変重要な課題でありましたが、そのための定款変更案が2009年秋に所轄官庁の認証を得ることができ、定款施行細則の整備も完了し、無事に理事長制に移行することができました.初めての理事長の選任は2009年12月11日の理事会にて行われ、はからずも現会長の私が選任をされることとなりました.任期は2010年1月1日から2011年の第28回総会までということになります.法人化により、学会の理事会の機能は大変に様変わりし、それまでより一層重要な実務を担わなくてはならなくなっています.もちろん、法人化とはどういうものかその全てが本学会にとり初めての経験でありましたので、法人化後も当初の決め事の不都合なところの修正や足らざるところの補填など、この5年間はめまぐるしいと言えるほどの軌道修正を行って参りました.このため、時として会員の皆様の充分なご理解をいただく余裕もなく変更を重ねてきたこともあったのではないかと思います.5年を経過して専門医制度も一巡し、またこのたび無事に理事長制が船出をして、ようやく組織として落ち着いた体裁を整える時期を迎えることができたものと思います.このたび、初代理事長に選任いただきまして、今後の法人運営に大きな責任を感じますとともに、本法人を会員の皆様にとって意義のある組織としていくべくより一層力を尽くして参らねばならないと認識を新たにしているところであります.しかしながら、法人の事業を執行していく理事長や理事会を支え、その方向性を定めるのは会員の皆様であります.これまでにも増して会員の皆様のご指導ならびにご鞭撻をお願いしなくてはならないことと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします.
2010年1月
