呼吸器外科サマースクール2013は平成25年7月20～21日の2日間にわたり、神戸医療機器開発センター（MEDDEC）、
ニチイ学館神戸ポートアイランドセンターにおいて開催されました。定員100名をはるかに上回る129名の応募があった
ため一部の受講生をお断りせざるをえませんでしたが、本スクールへの関心の高さが窺われました。
当日の参加者は1名の直前キャンセル、緊急手術による遅刻者がありましたが、最終的には99名（ベーシックコース44名、アドバンスコース55名）の受講生が参加しました。奥村理事長をはじめとした36名のインストラクターが受講生と共に実習に汗を流しました。初日は19:40までアニマルラボ、ティッシュラボに励み、２日目は胸腔鏡手術のドライラボに熱中しました。実習の最後に実施した技術コンテスト、タイムトライアルは自身の技術の評価を受けると共に、賞品がかかっていたこともあり、大いに盛り上がり、適度な緊張感も楽しむことができました。懇親会ではビールを飲みながらインストラクターや同世代の研修医、学生と楽しく交流を深める熱い2日間となりました。受講生にとっては呼吸器外科への興味を深める絶好の機会になり、またインストラクターにとっても新たな刺激を得る機会になったのではないかと思います。呼吸器外科サマースクールを通じて呼吸器外科医を志す若者が一人でも増えてくれることを切に願います。
最後になりましたが、参加者、関係者の皆様には深くお礼申しあげます。